自然素材のおもちゃを使った遊び |
まどか園は、シュタイナーの人間学に基づく幼児教育の実践を目指し、1999年4月に発足しました。
教師と保護者が共に運営に責任を持ち、教師が保育を行う幼児教育のための共同体です。 自然素材のおもちゃを使った遊びを通して、子どもの感覚器官に働きかけ、 ファンタジーの力、意思の力を育みます。 小さい子どもたちは、大きい子どもたちから自然な形で遊び方を学び 大きい子どもたちは小さい子どもたちの面倒を見ることによって 自分も成長します。 おもちゃは天然の素材で、教師や保護者の手作りのものです。 保育ではリズムが大切にされています。 一日のリズム、一週間のリズム、月ごとのリズムを持った保育がなされます。 それにより、子どもの心は安定し、安定することによって意思の力が育ちます。 また子どもたちが、教えられることによってではなく、 生活の中から模倣を通して学んで行けるように配慮されています。 |
保育状況 |
3歳から6歳までの子どもたちが混ざり合った
縦割りのクラス1つ(定員15名)で、保育者は2名 |
保育時間 |
9:30〜14:00 (週2日給食)
|
環境 |
東京から河をひとつ隔てた静かな住宅地に一軒家をお借りして園舎としています。
園舎は、築45年の平屋の日本家屋です。 季節ごとに色とりどりの花が咲き、 子どもたちが砂場で水遊びもできるお庭があります。 駅から徒歩3分という立地にも関わらず、 周囲には緑地も多く、小さな子どもたちにとって 守られた穏やかな環境です。 |
一日の流れ |
登園するとまず室内や園庭で自由遊びの時間となります。
教師は子どもたちが遊ぶ傍らで 生活に必要な家事や手仕事をしながら子どもたちを見守ります。 その姿は子どもたちがひたむきに遊ぶことへの動機付けとなるのです。 台所で教師のお手伝いをする子どもたちもいます。 ライゲン、歌遊びをして朝の集まり、お祈りの後、手作りのおやつをいただきます。 それから近所の森、公園、神社などに散歩に出かけます。 お昼にはお母さんの心のこもったお弁当を食べます。 (週2回は給食です。台所で子どもと一緒につくり、できたてをいただきます。) 食後はサークルゲームや手遊びをし、お話(グリムなどおとぎ話や昔話)を聞きます。 同じお話を2〜3週間繰り返します。 帰りの会、お祈りをし降園となります。 |
一週間の流れ |
月曜日
自由遊びやお散歩の時間をたっぷりとって週の初めのリズムを整えます。 火曜日 水彩(ぬらし絵)。 水曜日 おやすみ。 木曜日 オイリュトミー。 オイリュトミーは言葉や音楽を見えるように表現する動きの芸術です。 金曜日 月曜同様、自由遊びやお散歩をゆっくり楽しみます。 *月・金曜日は給食で、分つき米もしくは手ごねパンとお味噌汁(スープ)をいただきます。 |
季節の行事 |
4月
イースター 入園式 藍の種まき 5月 端午の節句(柏餅、こいのぼり) 田植え 春の遠足 オープンデイ 6月 梅ジュース作り 7月 七夕(笹飾り作り) 夏至祭り 藍の収穫(生葉染め) 8月 夏休み 9月 ミカエル祭 (歌・季節のテーブル) 種まき、収穫 10月 秋の遠足 11月 お芋堀り 12月 みつろうろうそく作り アドヴェントの庭 降誕劇 冬休み 2月 味噌作り 3月 ひな祭り 卒園遠足(年長のみ) 卒園児による人形劇・卒園式 春休み その他 お誕生日会(随時) 年長児延長保育(月1回くらい) キンダーハープ他音楽体験、手仕事、木工、人形劇の練習 (上記:2024年度実施保育内容) |