松戸シュタイナー幼児教育・まどか園
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まどか園のお誕生会

まどか園ではお誕生会をその子の生まれた日、もしくはそれに近い日に開いています。
自分のお誕生会はもちろんのこと、他のこどもたちにとってもそれは特別な嬉しい日なのです。

誕生会の日の朝、登園したこどもたちはそれぞれ手に一輪の花をもち、うれしそうに差し出します。
それらは一旦テーブルに集められ、お誕生日のお友だちへのプレゼントになります。

お誕生日の子がお母さんと登園すると「○○ちゃん、おめでとう」と
皆口々にお祝いの言葉を投げかけます。
誕生会の日には、お誕生日の子どものお母さん(おうちの方)もお部屋に入って頂き、
おやつまでを一緒に過ごします。

自由遊びの間に教師は皆が持ち寄った花をかごに生けていきます。
何人かの子が集まってきて「私の花はどこ?」と尋ねたりしながら、
花かごが出来上がるまでを興味津々にながめています。
道端やお庭で探してきたというお花、花屋さんでお母さんと一緒に選んだというお花、色も大きさもまちまちだけれど、それらが集まると自然にその季節らしさのある花かごになります。

お片づけの時間が近づくと台所からいい匂いが漂ってきます。
ケーキが焼けたのです。
焼きあがったケーキは小花できれいに飾られます。
お誕生会のテーブルには、虹色の布を敷き、幼子を抱いたマリア像の絵とろうそく、そしてケーキと花かごが並べます。

お片づけが終わるとライゲンの時間です。
この日は特別に「お誕生日のライゲン」をします。
 
   お星様の国に ちいさな天使がいました
   あなたを待ってる星がある あなたを待ってるひとがいる

 
お誕生日の子どもを輪の真ん中に迎え、皆で歌いながら動きます。
真ん中に立った子は、照れくさそうにしながらも皆からの祝福を受け取ります。

ライゲンが終わるとイスをまるく並べ、いよいよ会がはじまります。
お友だちやお母さんの見守る中、天使役の子に導かれ、
金の冠と黄色いマントを身につけたお誕生日の子どもが静かに歩いて入ってきます。
ろうそくに火が灯され、誕生日の歌が歌われます。

   むかしむかし、ひとりの小さな天使がおりました。

お話が始まります。
空の上で暮らしていた小さな天使が、「あそこに生まれていこう」とお母さんになる人を捜し、
虹の橋をわたってこのきれいな星へと降りてきます。

次にお母さんからその子が生まれた頃のお話をしていただきます。
おなかにきたときのこと、生まれた日のこと、こんな赤ちゃんだった等と語られるエピソードに、
「へぇー」と目をまるくして驚いたり、面白いエピソードにはくすくす笑ったりしながら
興味深く聞き入っています。

そして、お歌のプレゼントがあります。
たとえば3年間在園する子なら卒園するまでに3つの歌をもらうことになります。
その子の成長にあわせて、歌もお兄さんお姉さんになっていくことが楽しみです。

そしてお待ちかねのおやつの時間。
お皿の上にはいつもの素朴なケーキにおうちの方が用意してくださった果物やジャム、ソース
そして小さな花が添えられます。
「わあ、きれい!」「おいしそう!」と口々に言う子どもたち。
ゆっくり味わいながら、皆でいただきます。

どの子も喜びをもって迎えられ、生まれてきたのだということ。
 
子どもたちは、その祝福の雰囲気を無意識のうちに感じ、温かい満ち足りた気持ちになります。
もちろんそれが自分のお誕生会でなくてもです。
 
(まどか園通信より抜粋)

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